シマノリールのストラディックにシマノの本気を見た

シマノのリール「ストラディック」が
2015年6月に発表されました。

私が一番に注目したのは
「冷間鍛造ドライブギアを搭載」ということです。

わたしの印象としては
価格帯やモデルチェンジのタイミングからして
この「ストラディック」は
バイオマスターの後継機かと思います。


シマノのストラディックのページを見て
「HAGANE」だとかが目に飛び込んできますが、
注目は冷間鍛造ドライブギアを搭載したこと。


バスやトラウトの人は気付きにくいのですが
ショアジギンガーなら経験があるはずです。


PEなどの伸びないラインで重いルアーを使い
激しくジャークなどを繰り返していると
ハンドルの回転がガタガタしてきたり
最悪回らなくなることがあるんです。


それって、ある部分が摩耗するからです。


ハンドルの横回転をローターの縦回転に変える部品。
そうです「ドライブギア」です。


摩耗のしにくさはドライブギアの素材（工法？）がキモで、
ツインパより上位機種は冷間鍛造ギアが使われていました。


今までは実売価格1万円台のリールには
残念ながら冷間鍛造ギアは使われてなかったんですよね。


バイオマスターは当然使われてなくて
耐久性の差が出ていたわけです。


それが、今回「ストラディック」となり
回転のキモであるドライブギアに
冷間鍛造ドライブギアを搭載したんです。



これって、スゴイことです。



実売価格1万円台のスピニングリールで
５～６年前なら３万円弱のリールの性能が
搭載されているわけですから。



高価でツインパに手が出なかったあなた。


ちょい釣りにしか使わないので
高価なリールはいらないというあなた。


ツインパを買わなくても
ストラディックで思いは満たせるかもしれません。


私も何年ぶりかに
リールを買い足そうかと思います。