スプーンの色について その２

スプーンは、色をグループ分けして考えておくといいでしょう。
派手系（ピンク、イエローなど）、地味系（黒、茶など）、金属系などのように。

派手系は、朝夕の薄暗い時や、放流直後に効果があります。
アピール力がある反面、スレやすい色ともいえます。

地味系は、爆発力はないにしてもだらだらと釣れ続くタイプ。
ナチュラルなカラーで、魚から見ても違和感がないからでしょう。
水生昆虫や、ペレットに似た色だからともいえます。

金属系は、光の反射でバイトを誘発します。
自然の川や湖では当たり前に使いますが、管理釣り場では少し事情がちがいます。

あまりキラキラしていると、魚はスプーンを追わなくなります。
金属独特の光沢に、スレてしまうのです。

いずれの色も、ずっと同じ色ばかりを使っていると、スレるのは同じです。
要は、いかに魚を飽きさせないかということなのです。

ルアーをローテーションするときは、別グループの色に変えるのがコツです。
ピンクを使っていたら、次は黒、次は赤金のように、別グループのスプーンにチェンジ。

バイトが多い色を見つけたら、そのグループ内でローテーションするとよいです。
同じグループの色でも、スプーンの形を変えればスレにくくなります。

ただし、アクションが変わるとバイトが減ることもありますので、注意です。
当たりカラーがわかったら、レンジを変えて探ってみます。

レンジは、1日じゅう同じということはほとんどありません。
なので、まめにレンジを探ることを忘れずに。

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