スプーンの選び方

管理釣り場の軸となるルアーがスプーンです。
スプーンには大別して、ウイロウリーフタイプとコロラドタイプがあります。

ウイロウリーフタイプとは、柳の葉のように細長い形。
コロラドタイプとは、広葉樹の葉っぱのような幅広の形。

しかし、管理釣り場で使うスプーンは、この2タイプにあてはまらないものも多いのです。
形の違いだけでなく、肉厚、曲がりなど、そのパターンは多種にわたります。

形については、ウイロウリーフタイプは水の抵抗を受けにくいので、細かく動きます。
早めのリトリーブも可能で、沈下速度が早いのが特徴。
裏技としては、ジャークやトゥイッチなどでリアクションバイトを得ることも可能です。

コロラドタイプのように幅の広いタイプは沈下速度が遅いです。
なので、ゆっくりとルアーを引く時にはこのタイプを。

また、ヒラヒラと動きながらも時々回転し、魚を誘惑します。
ベンド（曲がり）については、ベンドのきつい（曲がりが強い）タイプは、お尻フリフリタイプ。

よく水を動かすので、低活性時でも魚にアピールします。
その反面スレるのも早く、フックが大きく振れるのでフッキングにしにくいこともあります。

ベンドのゆるい（曲がりが弱い）タイプは、ナチュラルに動くタイプ。
アピールは弱いのですが、スレた場所で使うとこのタイプばかり釣れることもあります。

肉厚についてですが、肉厚タイプはボトムを探るのに有効です。
ボトムを叩く釣り方「ボトムバンプ」「ボトムノック」などで効果を発揮します。

肉薄タイプは表層の釣りに有効です。
表層の釣りでは、一定のスピードでリトリーブするのがキモ。

魚はルアーをチェイスし、何度もアタックすしようとします。
この時、リトリーブスピードを速めたり、遅くしたりしては魚に見切られます。

魚のモーションを無視し、ひたすら一定の速度でリトリーブ。
たまらず魚はルアーに噛み付いてしまうでしょう。

しかし、時にはリトリーブスピードを変えて誘う釣り方もありです。
その時の状況によって、アクションを使い分けましょう。

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